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【書評&感想】「まっすぐバカ正直にやり続ける」スシローの商売哲学を知ろう

こんにちは、朝比奈です。

本日は、「まっすぐバカ正直にやり続ける」を書評したいと思います。

回転寿司はみんな好きだと思いますが、その回転寿司業界でダントツの一位として、君臨しているのが「スシロー」です。

そのスシローが回転寿司業界で独走し続けることができている秘訣、理由がこの本には書かれています。

多くのビジネスパーソンにとって参考になるようだと思いましたので紹介します。

では、はじめていきます。

アマゾンの内容紹介から一部引用

「本書は、職人叩き上げの豊崎社長が、スシローの30年間の歩みを踏まえつつ、その愚直な経営を支えてきた「38の哲学」を抽出したもの。一軒の寿司屋を1200億円企業に育てたエッセンスがつまった一冊です。」

「できん、できん」言うな

「できん、できん、言うな。それは、誰でも言える。難しいことを、やり切るためにどうしたらいいかを考えるのが仕事や。」P52

ほんとその通りですね。

できないことをできるようにするために働いているのであって、誰でもできることなら人じゃなくて機械にやらせればいい話ですからね。

あと、「できない、できない」って言うとほんとできないものです。

でも、嘘でもいいから「できる、できる」と言っていたら自然とできちゃったりするもんです。

不思議ですが、そんなもんなんですよ。

だから、「できない」と言いたくなるような場面でもまずは、「できるはずだ」と思って考える。

これが大事だと思いますね。

「戦略」が優れているだけでは、人は動かない

「誰も口にはしませんでしたが、みんな清水のことを慕っていたと思います。そして、人間として大事にされていると感じているからこそ、みんなが清水の商売哲学や戦略をわが物にすることができたのでしょう。」P62

仕事ができるからといって、部下がついてくるわけではありません。

もちろん、一時的には付いてきてくれる部下もいるかもしれません。でも、ずっとは付いてきてくれないでしょう。

じゃあ、どんな人物なら部下はついてくるのか?

それは、人として魅力的な人物です。

もっと言うなら「この人ためならなんでもやってやる!」と思わせるような人物です。

一代で会社を大きくしたオーナー社長って本当に魅力的な人ばかりなんですよね。

だから、その下で働く人も一生懸命働くんです。

企業が成長していくには戦略や戦術ももちろん大事です。

大事ですが、人間性のほうが経営者や起業家にとって大事なんではないかと思います。

これに関してはいろんな意見があると思いますが、人と仕事をしている以上は大事なことだと思いますよ。

最終的に「味」を決定するのは「人」である

「回転寿司でフルサービスはできませんが、「いらっしゃいませ」「こちらへ、どうぞ」「ありがとうございました」と言うだけの接客であっても、そこに「おもてなしの心」があれば、その気持ちは確実にお客様に伝わります。」P188

日本は世界で一番食事が美味しい国だと思います。

だから、どこ行ってもまずいなんて思うことはほとんどなく、美味しくご飯を頂くことができます。

そんな中で料理のおいしさだけで差別化を図るって本当に大変です。

でも、接客を変えるだけなら誰にだってできます。しかも、めっちゃ効果があるわけです。

だから、「もっと接客に力を入れたらいいのに」って思います。

本にも書かれていますが、人が生み出す雰囲気で味を変えることは可能です。

美味しい料理を作ることも大事ですが、おもてなしの心を持って接客をするだけでもだいぶ違うんじゃないかなと思いますね。

仕事のときは「役者」に徹する

「仕事場に立つということは、舞台に立つということ。働くときには、みんな役者です。いや、役者にならないとダメなのです。鉢巻を締めるのは、「さぁ、行くぞ」と気持ちをリセットするためなのです。」P194

誰だって機嫌が良いときもあれば、機嫌が悪いときもあります。

そんな中でも安定していいパフォーマンスを出そうと思ったら気持ちのスイッチを入れるっていうのは大事です。

僕も飛び込みの営業をやる時は必ず、気持ちのスイッチみたいなものを入れてからやるようにしていました。

じゃないと、思ったような結果を出せなかったんですよね。

当時はそこまで意識してやっていたわけではないですが、今思えば、すごく大事なことだったと思います。

仕事を通して、人は変われる

「最初から、「できる人」と「できない人」がいるわけではありません。大事なのは、努力し続けることができるかどうか。むしろ、センスのある人はセンスに溺れる。それなりに仕事がこなせるから、努力をしなくなるのです。」P199

理想は、センスがあってしかも努力ができる人間です。

そんな人間がいたらいくらお金を積んだとしても獲得するべきです。

ただ、そんな人材ってなかなかいないんですよね。

著者が言うようにセンスはあるんだけど、センスに溺れてしまって、伸びない人は多い。

逆に、不器用でセンスがないんだけどもそれを自覚して、一生懸命努力する。こういった人間が社会では活躍したりするものです。

どの分野でも「努力し続けることが大事だ」って言われますが、ビジネスも一緒だと思いますよ。

「ちゃんと見てますよ」というサインを送り続ける

「人がやる気を失うのはいつか?それは、「無視された」「相手にされない」と感じた瞬間です。無関心ほど、人を傷つけるものはないです。」P208

ロボットだったら関心がなくても問題ありません。なぜなら、ロボットには感情はないからです。

でも、人間には感情があります。

だから、ちゃんと「関心がありますよ」ということを相手に伝えないといけません。

じゃないと、人は簡単にやる気を失ってしまいます。

一度、やる気を失わせてしまったらなかなか元には戻りません。だから、マネジメントする側は注意しないといけない。

本にも書かれていますが、ほんの数秒の声がけでもあるとないとでは大きく違います。

最低限、声がけぐらいはやるべきだと思いますね。

感想

ということで、「まっすぐバカ正直にやり続ける」を読んでみました。

読んでみて思うのはどの業界・業種でもやることは変わらないということです。

そこを改めて、感じましたね。

あとは、勢いのある会社、成長している会社ってどこもとことん人を大切にしているなって思いました。

じゃないと、良い人材は入ってこないし、定着しないんでしょうね。

忘れがちだけど、大事なことが5章には書かれているので読む際は注目して読んでみるといいと思いますよ。

 

本日紹介した書籍情報

【書籍名】「まっすぐバカ正直にやり続ける。」

【著者名】「豊崎 賢一」

【出版社】「ダイヤモンド社」

【出版日】「2014/7/26」

【頁数】 「248ページ」

ABOUT ME
朝比奈聡
朝比奈聡
新卒1年目でトップの営業成績を残しエース社員に。その後、ベンチャー企業を立ち上げて、急成長企業にするも休みなく働く生き方に嫌気がさして、ひとり社長に転身。現在はマーケターとして、個人や中小企業中心にマーケティングコンサルティングを行いつつ、起業家としても多岐にわたる事業を展開している。
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