こんにちは、朝比奈です。
本日は、「99%の人がしていないたった1%の仕事のコツ」を紹介します。
この本は、シリーズ100万部を突破した結構売れた本みたいなのですが、読んだことがありませんでした。
今回読んでみた中で参考になるところがいくつかあったので紹介したいと思います。
では、はじめていきます。
アマゾンの内容紹介から一部引用
「「仕事がドンドンたまる」「必死に作った書類を見てもらえない」「言いたいことが伝わらない」「メールの返信がなかなか来ない」「やり直しが多い」「会議で反対されやすい」一生懸命仕事に取り組んでいるのに、なぜか報われない人がいます。
つまり、まじめさと仕事のパフォーマンスは比例しないのです。そんな人は仕事のやり方を少々見直す必要があります。それには特別なノウハウはありません。誰でも実行できる、ちょっとした仕事のコツを身につけるだけで、大きな成果を掴むことができます。」
言葉を揃える
「普段使う言葉を相手の言葉に変えるのです。相手が使う言葉を自分のものにするだけで、コミュニケーションは飛躍的に向上します。」P27
分かりやすい言葉で伝えるのも大事ですが、言葉を揃えるというのも確かに大事ですね。
特に、自分と年齢が離れている場合などは
言葉を揃えることを意識したほうがいいです。
そうすることで一体感が生まれ、コミュニケーションは飛躍的に向上します。
意外と出来ていない人が多いので相手が使う言葉で話すというのはすぐにやるべきだと思いますね。
すぐ返信する
「メールの大半の内容はその場で判断できるはずです。後回しにする理由はありません。届いた瞬間に集中力を一気に使って対応すると、相手からもらう「はやっ!」とか「迅速な対応ありがとうございます」といった反応が快感に変わります。」P78
今まで色んな人と連絡のやりとりをしてきてわかったことがあります。
それは、仕事がデキる人ほど、返信が早いことです。逆に、いまいち仕事がデキない人ほど返信が遅いです。
すぐ返信するというのは誰でもできます。でも、意外と出来る人はいません。
すぐ返信するだけでもだいぶ印象は変わります。
すぐ返信するのは誰にでもできることなので今すぐにでも試してほしいなと思います。
相手のプロフィールに興味を持つ
「相手の名前を覚えるだけでなく、プロフィールについても情報を持つようにすると、コミュニケーションはよりスムーズになります。」P114
出身地や趣味はコミュニケーションのきっかけに最適です。
だから、僕も以前やっていた会社では出身地や趣味などの話を積極に使って話をしていました。
特に、趣味などは意外な一面が見れたりして、それがきっかけで仲良くなれたりするものです。
良いコミュニケーションをとるためには、まずは相手に興味を持つことが大事です。
興味を持つために出身地や趣味を聞くのはとてもいい手段だと思うのでおすすめですね。
あとは、同僚や部下の誕生日も覚えていると相手は喜ぶのでいいですよ。
一声かけたり、メッセージを送るだけでもいいので誕生日の際はやってみたら良いのではないでしょうか。
話をかぶせない
「コミュニケーションにおいて「会話」はとても大切なツールです。この会話において、守らなければならない大事なルールがあります。それは、「誰かが話しているときには絶対話をかぶせない」というものです。」P120
論破するなら話をかぶせるべきです。
でも、普段のコミュニケーションの場面で論破するシーンなんてありません。
無意識なのか、人の話を聞くのが苦手なのかわかりませんが、話をかぶせてしまう人って結構います。
当然、かぶせられた方はよく思いません。
対立関係に持っていきたいならともかくそうじゃないなら話は最後まで聞くべきです。
特に、自分ばっか喋ってしまいがちな人は周りが見えていない傾向があります。
自分がされて嫌なことは相手にしない。これはコミュニケーションをとる上でも一緒です。
ついやってしまっている人は注意した方がいいですね。
早朝型を試してみる
「深夜型と早朝型、どちらで仕事をする人が多いかを比較すると、やはり深夜型が圧倒的に多いような気がします。しかし、上位職になってくると早朝に仕事をしている人の割合は大きく増えます。これは早朝に仕事をするほうが効率がいいと感じる人が多いからです。」P136
自分で会社をやっているとかフリーランスとして活動しているとかなら深夜型でも良いと思います。
でも、サラリーマンとして働くのであれば、早朝型の方がいいのは間違いないでしょうね。
だって、早朝であれば、電話もかかってきませんし、頭も冴えています。だから、処理スピードも早い。
特殊な仕事スタイルなら話が変わってくるかもしれませんが、そうじゃないなら早朝型がベストなのは間違いないと思います。
合う合わないはもちろんあると思いますが、朝早く起きるのはおすすめなので一度試してみたらどうでしょうか。
ストレス解消の方法を決めておく
「映画鑑賞やドライブ、旅行やスポーツなど何でもいいと思います。自分の気持ちの治療法は自分でしか決められないもの。みなさんに合った方法をそれぞれ常備し、味方にすることで、常に仕事に打ち込める状態を保ってください。」P193
現代社会でストレスをゼロにするというのは難しいと思います。
なぜなら、どんな仕事をしていてもストレスはあるからです。
だから、ストレスを無くすではなく、ストレスをどう解消するかで考えるといいと思います。
解消方法ですが、これは正解はありません。
なぜなら、人によってストレス解消法は違うからです。
だから、自分で見つけないといけません。
令和の時代以降は、一日でも長く働くことが求められる時代です。
自分に合ったストレス解消法を見つけて、乗り越えていきましょう。
体調の維持をする
「「体が資本」という表現があるように、体調・体力は仕事をする上での最低条件です。体力が低下すると一般的に思考力や精神力も低下します。いかに体調を高いレベルで維持するかは、実は何よりも大切なことなのです。」P202
人生百年時代なんて言葉をよく聞くようになりました。
これから日本の経済がどう変わっていくのかはわかりませんが、間違いなく言えるのは生涯現役的な働き方が求められるってことです。
一日でも長く働くためには体調を維持することは最低条件です。
体が元気でないと働くにも働けません。食事や睡眠などの生活習慣ももちろんですが、日々の運動もとても大事です。
少しずつでいいのでやれることをやっていかないとダメですね。
感想
著者も本の中で言っていますが、書いてあることは当たり前のことばかりです。
ですが、この当たり前を実行し続けている人はほとんどいません。
当たり前のことを当たり前のようにこなす。これだけでその他大勢から抜け出すことができます。
本の中で書かれていることは誰でも実践できることばかりです。
一歩抜きん出た人材になりたいなら本に書かれていることを見て、実行してみるといいと思いますよ。
本日紹介した書籍情報
【書籍名】「99%の人がしていないたった1%の仕事のコツ」
【著者名】「河野 英太郎」
【出版社】「ディスカヴァー・トゥエンティワン」
【出版日】「2012/3/12」
【頁数】 「208ページ」