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【書評】勝間和代著「「有名人になる」ということ」を読んで疑似体験をしよう

こんにちは、朝比奈です。

本日は、勝間和代さんの「「有名人になる」ということ」を書評します。

今では、誰でも情報発信をすることができる時代です。

情報発信は使い方次第で人生を良くも悪くも変えてしまいます。

情報発信を求める今だからこそ、見るべき本だと思いましたので紹介します。

「有名人になる」ということ (ディスカヴァー携書) [ 勝間 和代 ]
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アマゾンの内容紹介から一部引用

「「この本は、わたしのこの数年間の「有名人になる」という不思議な体験について、当事者の視点からまとめたものです。どうやったら有名人になれるのか、そのとき得られるものは何か、失うものは何か。わたしの記憶が新しいうちに、正直に、赤裸々に、事実をまとめました。なってみたい方、知りたい方の参考になることを目指しました。」

有名人になることの直接的なメリットは思ったほどは大きくない。プライバシーの侵害にちょっと見合うか、見合わないか程度

「有名人でなければ不要のよけいなコストがかかる反面、では収入面はどうかというと、たしかに儲からないということはないのですが、社員をたくさん雇って、売上が大きく上がる事業を行なっている他のベンチャー経営者と比べると、正直、桁が違います。」P34

有名人になることのメリットは想像がつきます。

でも、デメリットの部分、つまり、プライバシーがどれくらい侵されてしまうのかという点に関しては経験者じゃないとわからないですよね。

なので、興味があったのですが、やはり、相当なコストがかかるようですね。

髪を切るのもご飯を食べるのも個室を用意し、街中でも声をかけられるようです。

それを苦痛と感じない人であれば、問題がないんでしょうが、普通の人なら苦痛に感じるはずです。

僕なら絶対に無理です。

改めて、有名人になることの大変さを感じましたね。

大きなデメリットのひとつは、「衆人環境の中」で生きるということ

「とにかく、要は、いつ、どこに行っても、気が休まらないのです。経験しないことはわからないので、まさかこんな日常が待っていようとは、2008年時点ではまったく想定していませんでした。」P47

著者はプレッシャーを感じない方らしいのですが、それでもどこに行っても気が休まらないと書いてあります。

本の中で道でサインを求められたり、レストランの従業員にツイートされたり、隣の客に実況中継されたり、といったことがあったと書いてあります。

有名人なら当たり前のことなのかもしれませんが、普通に生きていたらそんなこと起こりません。

でも、有名人になるとそういったことが当たり前にあるのだなと思いました。

1人でいる時ならまだしも家族や友人といる時に声をかけられたりするのはデメリットですよね。

本人も嫌ですが、周りの人間にも気を遣わせてしまうことになりますから。

やはり、特殊な人でないと難しいのかなと思ってしまいますね。

「終わコン」と言われはじめたときにどうするのか?

「最初から、有名人という形をとらなければそんなことはなかったのでしょうが、いったん、「有名人ビジネス」をはじめてしまうと、それが終わったときに、かえってそれが支障となるのです。」P186

マスメディアを使ってビジネスをして、なおかつそれがブームになれば、ものすごい効果を感じるはずです。

ですが、そのブームが過ぎたときに「あの人は今?」的な扱いを受けてしまうとビジネスに支障が出ますよね。

それでも確固たる関係性が築けているファンやクライアントがいれば、大した問題にはなりません。

でも、そうじゃなくて変に勘違いしてしまって、ずっと続くものだと思っていたとしたら大変なことになってしまいます。

有名人ビジネスは効果もすごいけど、反動もすごいのでやるならその辺りのことを踏まえた上でやらないとダメですね。

有名人は「ふつうの女の子」に戻れるのか?

「一時期テレビに集中的な露出をしていた人のことは、一〇年たっても二〇年たっても、けっこうな割合の人たちが覚えているそうです。したがって、本人が「ふつうの人」だと思っていても、相手がそういう扱いをしない可能性があります。」P206

何を普通と定義するかによりますが、一度有名になってしまったら元には戻れないと思います。

なぜなら、現代はネット社会なので一度有名になるとあらゆることがネット上に残ってしまうからです。

別に、有名人を目指すことが悪いわけではありません。悪いわけではないですが、覚悟がないのにやってしまうとあとで後悔することになるはずです。

そのことをよく知った上で有名人を目指しているのならいいのですが、あまり理解していない方が多いんですよね。

なので、その辺りのことは学校なり周りの人間が教えるべきでは?と思っちゃいますね。

後戻りはできませんから。

ある時期に「有名人だった」という過去は二度と消せない

「じつは、わたしがこの本を真剣に書こうと思った理由は、「有名人」というビジネスがいったんなったら下りられないものだということに、自分がなってみてはじめて気づいたからでもあります。」P210

有名人になるということはメリットよりもデメリットの方が多い。

けど、それでも「有名になりたい!」と思う人がなるものだと思います。

僕は、ネット社会、監視社会の日本で有名になることの価値を見出せないので有名人になろうと思ったことは一度もありません。

先ほども言いましたが、有名人を目指す人をダメだというつもりはないです。

ないですが、有名人になることで自分の周りがどう変わるのか?を考えた上で行動しないと後悔してしまうよ、とは思います。

著者が言うように一度、有名人になってしまったら戻れません。戻れないからこそ、よく考えた上で目指すべきだと思いますね。

感想

著者が本の中で「有名人にならないで目標が達成できるのなら、それに越したことはなかった。」と書いています。

有名人にならないと達成出来ない目標があるなら目指せばいいと思います。でも、そうじゃないなら目指すべきではないと個人的には思います。

なぜなら、有名人になることで不自由になってしまうからです。

この辺の考え方については色んな意見があると思います。

僕は、不自由であることが嫌いなのでなおさらそう思うのかもしれませんが、有名になるということはイコール自由を捨てることでもあると思っています。

「有名になりたい」と思う人は多いですが、デメリットの部分をよく理解していません。

そのデメリットの部分がこの本には細かく書かれています。

なので、まずは本に書かれていることを見て、それでも「有名人になりたい!」と思えるのかどうかを考えてみるといいのではないでしょうか。

見たあとでも一切にブレないのであれば、目指すべきです。

「有名になりたい」「有名人になりたい」と思っている方はぜひ、一度読んでみてほしい本だなと思いました。

 

本日紹介した書籍情報

「有名人になる」ということ (ディスカヴァー携書) [ 勝間 和代 ]
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【書籍名】「「有名人になる」ということ」

【著者名】「勝間 和代」

【出版社】「ディスカヴァー・トゥエンティワン」

【出版日】「2012/4/28」

【頁数】 「224ページ」

ABOUT ME
朝比奈聡
朝比奈聡
新卒1年目でトップの営業成績を残しエース社員に。その後、ベンチャー企業を立ち上げて、急成長企業にするも休みなく働く生き方に嫌気がさして、ひとり社長に転身。現在はマーケターとして、個人や中小企業中心にマーケティングコンサルティングを行いつつ、起業家としても多岐にわたる事業を展開している。
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