こんにちは、朝比奈です。
本日は、ゆうこすさんの「SNSで夢を叶える」を書評します。
読んで思いましたが、発信力を付けたい方に最適な本です。
読んだ中で気になったところをいくつか紹介していきますね。
では、はじめていきます。
アマゾンの内容紹介から一部引用
「女子のカリスマ、「モテクリエイター」としてフォロワーに愛されSNSで活躍するゆうこすが初めて明かす、失敗と試行錯誤の日々。そして今まで明かしてこなかった、SNSでの「発信力」の育て方を、惜しげもなく公開する書き下ろしエッセイ。」
何よりも、SNSを愛いそう!
「朝起きたら、まずSNSをチェック。出かける前にメイクして準備して、移動中もSNS。その後も少々行儀が悪いですが、ご飯食べながらSNS。帰宅中もSNS。そしてもちろんベッドに入ってもSNS。こんな感じで、一日中SNSに触れています。」P27
本の中で「誰よりもSNSが好きだ!」と書いてあるのですが、誰よりも好きと思えるモノに取り組んでいる人って強いですよね。
結局、好きでしょうがないものに取り組んでいる人と必要性があって取り組んでいる人だったら前者の方が圧倒的に強いんですよね。
だって、好きものなら集中力も違うし使える時間も段違いだから。
やらされているものでもセンスがいい人ならある程度までは行きます。でも、突き抜けることはできないんですよ。
なぜなら、やらされているから。
あなたも一度は聞いたことがあると思いますが、近い将来、誰でも出来る仕事はAIやロボットに取って代わられます。
そうなった時に好きなものがあるか、そして、それを仕事にできているかで幸福度は変わります。
今のうちから他の誰よりも好きだと自信を持って言えるものを探すことを始めておくといいとおもいますよ。
怒りや悲しみ、ネガティブな発信はしない
「ネガティブなことばかりを発信していたから、ネガティブなものを引き寄せてしまった。怒りや悲しみなど、負の感情はアンチを作りやすいのです。」P34
これ、すごく大事なんですよね。
でも、理解していない人が意外と多いです。
実際にやってみるとわかりますが、ネガティブな発信って反応が起きやすいんです。
だから、情報発信を始めたばかりの人は反応が欲しくてネガティブな発信をしてしまいがちです。
でも、そうするとネガティブな人、ネガティブなことが好きな人を引き寄せてしまいます。
そんな人と付き合ってもいいことはありません。なぜなら、下げ合うだけの関係になってしまうからです。
下げ合うだけならまだいいですが、ちょっとしたことがきっかけでアンチになってしまったりします。
だから、ネガティブな発信はすべきじゃないんです。
意外とやりがちなので注意した方がいいと思いますね。
どん底を知っていることは、最大の武器
「新しいことに挑戦するときは、失敗したらどうしようという不安から、なかなか踏み出せない人も多いと思います。でも私はむしろ、数え切れないほどの失敗をしてきたから、どんなことがあっても何も怖くない。どんなに失敗しても、この頃よりひどい状況にはならないだろうと思えるので、とても気が楽です。」P52
どん底を知っている人は強い。
これ、よくわかります。なぜなら、僕もどん底だと思う瞬間を経験したことがあるからです。
どん底を知ると「人生、なんとかなる」ってことを知れます。
だから、色んなことに挑戦しようと思えます。
もし、失敗したとしてもまたやり直せばいいだけですからね。
これは前から言っていることなんですが、失敗はできるうちにしとくべきです。
いつでも失敗できるなんて嘘です。一定の年齢を超えたら失敗出来なくなります。
そして、失敗出来なくなってしまったら守りの人生になります。
守りの人生が悪いわけではないです。でも、生きづらさをずっと抱えて生きていくことになります。
失敗はできるうちにしておくことをおすすめしますね。
「モテたい」が、私のアイデンティティ
「自分の好きなこととアイデンティティが一致すると、それは他のひとにはない、自分だけの強みになるのです。」P86
結局、他の人と差別化を図ろうとするなら今の時代、「俺はこうだ!」「私はこういう人間だ!」の部分で表現していくしかないんですよね。
だから、ゆうこすさんの「モテるために生きてる!」っていうのは上手く自分を表しているなと思います。
先もちょっと言いましたが、これからは自分らしさを前面に出すことが大事です。
なぜなら、無個性の人に人は惹かれないし、それ以外では差別化を図にくい時代だからです。
個人化が進む現代では、どれだけ自分らしさを追求できるかが大事になります。
方向性に迷っている人は、自分らしさってなんだろうか?と考えてみるといいですよ。
返信の仕方ひとつで、悪意は好意に変わる
「否定的なコメントを全てスルーするのではなく、「指摘」は受け入れて改善する。攻撃なコメントに怒ったり落ち込んだりするのではなく、前向きな返信の仕方ができるようになったのは、SNSで叩かれ、バトルを繰り広げていた過去があったおかげです。」P156
多くの人は、否定的なコメントや攻撃的なコメントがあると感情的になってしまいがちです。
でも、その嫌だと思ったコメントの中にも有益なコメントがあったりするものです。
なので、すぐに怒ったり落ち込んだりするのではなく、指摘を受け入れて、改善できないか?と考えてみるといいです。
あと、本の中でも書かれていますが、本当に返信の仕方ひとつで悪意が好意に変わることはあります。
全部のコメントがそうなるとは言わないですが、否定的なコメント、攻撃的なコメントでもコメントをしてくる人はなんだかんだ、あなたに興味があるからコメントしているわけです。
じゃないと、わざわざコメントなんてしないですからね。
だから、返信する際も前向きなコメントで返してみるというのもやってみるといいと思いますよ。
案外、変わりますから。
感想
個人の時代が来るとよく言われます。
どのタイミングで個人の時代になるかははっきりとわかりませんが、個人の時代が訪れるのは間違いないでしょう。
個人の時代が訪れた時に大事になってくるのが、自分らしさを知っていること。そして、それを表現できることです。
個人の時代が訪れた時に大事な2つを誰よりも上手くやっているのが著者のゆうこすさんです。
個人の時代は、発信力がないと話になりません。
でも、その発信力は学校や会社では教えてくれません。
じゃあ、どこを見て学べばいいのか?
それは発信力でご飯を食べている人達です。
ゆうこすさんの働き方はこれからの人にとって、非常に参考になります。
ぜひ、参考にしてみてください。
本日紹介した書籍情報
【書籍名】「SNSで夢を叶える ニートだった私の人生を変えた発信力の育て方」
【著者名】「ゆうこす」
【出版社】「KADOKAWA」
【出版日】「2017/9/14」
【頁数】 「192ページ」