経営・事業戦略・起業

【書評】「ひとり社長の稼ぎ方・仕事のやり方」組織を持たない戦い方を知ろう

こんにちは、朝比奈(@satoshiasahina)です。

本日は、「ひとり社長の稼ぎ方・仕事のやり方」という本を書評します。

僕もひとり社長として、仕事をしているのでこの本を見つけた時に興味を持ち、読んでみました。

これからビジネスを始める上で「ひとり社長」というのはひとつの形になってくるので今回はこちらの本を紹介します。

アマゾンの内容紹介から一部引用

「本書はさまざまな会社を立ち上げてきた著者が失敗談をふまえて、ひとり社長がとるべき行動や事業のはじめ方から丁寧に教えています。特筆すべきところは、なんといっても、著者の豊富な経験に裏付けされた「ひとり社長」の仕事の進め方です。「ここまでさらけ出してしまうか」というほど、赤裸々に失敗談を語り、どのようにすれば、「ひとり社長として稼いでいけるか」がわかります!」

ひとり社長スタートアップの心構え

「ビジネスに「初心者」も「ベテラン」もない、ということを。アナタが新米社長だからといって、世の中は優遇してくれません。初心者ハンデをもらってビジネスをおこなうことなんてできないのです。」P36

ビジネスの世界では、初心者もベテランもないって言うのはほんとそうですよね。

SNSで「初心者」とか「新米」などと書いている人がたまにいますが、あれも絶対にやったらダメです。

日常生活なら優しく教えてくれたり、ミスをしても許されるかもしれませんが、ビジネスの世界では許されないし通用しません。

「初心者」とか「新米」なんて書いてるうちはまともに相手にされないので書かないようにしたほうがいいですね。

ひとり社長が最初に持ってはいけない3つのモノ

「スタートアップ時には「慎重に慎重を重ねて」極限まで固定費をゼロに近づける努力をされることをオススメします。ひとり社長の場合は前者の「家賃」にとことんシビアになってください。」P49

本の中でひとり社長が最初に持ってはいけないモノとして、家賃・在庫・しがらみが紹介されているのですが、その中でも家賃は特に大事だと僕は思います。

起業して失敗してしまう方の多くは周りからどう見られるか?を意識して、最初から良い立地の所に事務所を構えようとしてしまいがちです。ですが、それでは上手く行きません。

実際に起業したらわかりますが、最初の数年はほんとにいつ潰れてもおかしくない状況の中で仕事をしていくことになります。

そんな時に高い家賃を支払わないといけない状況では冷静な判断ができません。

なので、最初はなるべく安く借りられる場所で始めて、なるべく固定費を安くするようにすべきです。

今だとおすすめなのは自宅の一室ですね。

最近では都内を中心にレンタルオフィスが充実しているのでレンタルオフィスで始めるのもいいと思いますが、レンタルオフィスが近くにないのであれば、自宅の一室でやるといいです。

そうすれば、お金もかからないですし、通勤時間もいりません。

起業時は家賃を限りなくゼロにすることと通勤時間を無くすこと。これを意識してやりましょう。

カレンダーには必ず「空白」の日を

「私自身、どんなに講演やアポイントが立て込んでいる月でも、最低2日はこの「空白」の日を作っています。」P166

休みがあると不安になるので経営者や起業家はスケジュールを無理矢理にでも埋めようとしがちですよね。

埋めたくなる気持ちもわかりますが、定期的に立ち止まり、戦略を考える時間を作ることはとても大事です。

僕も毎月ではないですが、定期的に何もしない日を作り、紙とペンだけを持って部屋に籠って、会社の戦略を1日中考えたりしています。

本の中で著者が空白の日にアイデアが降ってくることが多いと書いていますが、僕も何もしない日で生まれたアイデアは沢山あります。

一生懸命働くことも大事ですが、経営者なら定期的に立ち止まり、自分のビジネスを考える時間を作ることもやるべきですね。

ひとり社長として歩み始めた理由

「組織が拡大すると売上とともに、「人」に関する業務や問題が一気に増えます。採用や人事評価、メンタルのケアといった業務にリソースを割かねばならなくなったり、突然の退職、派閥争い、時に横領事件やお客様とのトラブルなどの問題処理にあたったり…。」P216

僕はやりたい仕事をやりたいようにやりたかったので組織や規模の拡大を目指すのではなく、ひとり社長になりましたが、拡大路線を目指そうと思っているのであれば、「人」に関する問題は数多く起きることをあらかじめ知っておいた方が良いでしょうね。

特に若手のメンタルケアは非常に大変だったので規模の拡大を目指すのであれば、メンタルケアの勉強をしておくといいのかなと思います。

現在、日本は採用する上で企業側の力が強いですが、今後、少子高齢化社会になっていく中で企業が社員を選ぶ時代から企業が社員から選ばれる時代になっていきます。

そうなると社員から選ばれる会社である必要があるし、社員から選ばれる社長でないといけません。

それらのことを踏まえた上で拡大路線を本当に目指すべきなのか、を考えてみたらいいのではないと思いますね。

絶頂期にこそ、次の一手を

「今はこんなありがたい状況が続いているけれども、これがあと何年続くかわからない…」P235

人は自分のことになると勘違いをしやすくなります。だから、ビジネスが上手くいっているとその状況が永遠に続くかのように思ってしまいがちです。

でも、そんなことはありえません。

どのビジネスも絶対はないので今はとても人気だったとしても1年後には飽きられてしまう可能性は十分あります。

だから、いくらビジネスが上手くいっていたとしても次の種まきを欠かさずにやらないといけません。

僕も起業家として長いことビジネスの世界でやってきましたが、長いことやってこれた理由は、常に次の一手を考えているからです。

それがなかったらこうしてビジネスをすることはできていません。どんなビジネスでも永続的には続かない。

だから、常に次の一手を考えることを僕らはやるべきです。

感想

本のはじめに著者が「私の失敗事例集です」と書いているのですが、本当にたくさんの事例が書かれていて、これからビジネスをしようと思っている方にとっては参考になる内容だなと思いました。

今後は、多くの人が自分でビジネスをすることになりますが、どこに注意をすればいいのか、何をするといいのか、が書かれているので自分でビジネスをしようと思っている方は読んでみるといいですね。

特に、営業戦略と情報発信について書かれている部分は知っているのと知らないのとではだいぶ変わってくるので見ておくことをおすすめしますね。

 

本日紹介した書籍情報

【書籍名】「ひとり社長の稼ぎ方・仕事のやり方」

【著者名】「一圓 克彦」

【出版社】「明日香出版社」

【出版日】「2019/3/11」

【頁数】 「251ページ」

ABOUT ME
朝比奈聡
朝比奈聡
新卒1年目でトップの営業成績を残しエース社員に。その後、ベンチャー企業を立ち上げて、急成長企業にするも休みなく働く生き方に嫌気がさして、ひとり社長に転身。現在はマーケターとして、個人や中小企業中心にマーケティングコンサルティングを行いつつ、起業家としても多岐にわたる事業を展開している。
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