マネジメント・リーダーシップ・組織

【書評】「強いチームはオフィスを捨てる」を読んで固定概念を変えよう

こんにちは、朝比奈です。

今回は、「強いチームはオフィスを捨てる」という本を書評します。

僕は以前からリモートワークを導入していて、一定の成果がでています。

なので、リモートワークはもっと多くの企業が導入すべきだと考えているのですが、日本では導入例が少ないのが現状です。

リモートワークを導入しようと思っている企業、リモートワークで働きたいと思っている方に「強いチームはオフィスを捨てる」は最適な本だと思いましたので、今回は紹介していきたいなと思います。

強いチームはオフィスを捨てる: 37シグナルズが考える「働き方革命」
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アマゾンの内容紹介から一部引用

「どこにいても世界中の人と簡単にコミュニケーションできるのに、なぜオフィスが必要?人生の大切な時間を通勤に費やすのはナンセンス! 優秀な人材と一緒に働きたければ、物理的距離なんて関係ない!」

9時5字からの解放

「リモートワークにともなう大きな変化といえば、時間がフレキシブルになることだ。働く場所が自由になるだけでなく、働く時間も自由に選べるようになる。」P23

リモートワークのメリットはいくつもありますが、一番のメリットだと思うのが働く時間を自由に選べることです。

僕は朝方の人間なので朝早く起きて、仕事をする方が効率よく仕事ができます。でも、人によっては夜遅く作業した方が効率良く働けるという人もいるでしょう。

企業としては最大限のパフォーマンスを社員にしてもらいわけですから、本来はどちらの働き方も認めるべきなんです。

ただ、長いこと9時5時に縛られて働いてきてしまったのでなかなか変えられないのが現状です。

何事もそうですが、やってみれば案外できるものです。実際、僕も一緒にお仕事をさせてもらっている方とはリモートワークで仕事をしていますが、まったく問題はありません。

だから、多くの企業が一度、試してみたらと思うんですが、なかなかやらないんですよね。

都会の終焉

「僕らの未来予測‐今後20年以内に、都会を離れて住むライフスタイルが人気になるだろう。といっても、画一的な郊外住宅地のことじゃない。世界中のどこでも、好きな場所に住めばいいのだ。」P29、30

僕は東京で生まれて東京で育ったので東京から離れる気は今のところありません。

友達とか家族もみんな東京にいますしね。

でも、僕が仮に東京生まれじゃなくてどこか違う県の出身だったら東京に住むだろうか?と考えてみました。

なかなか想像ができなかったので難しかったのですが、おそらく住まないだろうなと思いました。

なぜ、そう思ったのか?

まず、東京に住むなら高い家賃と満員電車、休日の人混み、この3つは避けられません。

僕の場合、それに慣れてしまっているのと出かけるのはほとんど平日なので、人混みと満員電車を避けることができています。

でも、仮に僕がどこかの企業に勤める会社員で毎日満員電車に乗り、休みは土日で生活をするとなったらかなり苦痛だと思います。

だから、僕がもし東京以外で生まれて、場所とか時間に縛られない働き方ができるんだとしたら東京には住んでないかもしれないなと思いました。

とは言っても、都会の終焉が起きるかといったら僕は起きないと思いますが、東京に一極集中してしまっているのは問題です。

一極集中を改善するためにはやるべきことがたくさんありますが、リモートワークも有効な手段の一つですからもっと広まって、働く側の人間が住む場所を選べるようになったらだいぶ変わるのではないかと思います。

地元で働けるなら地元で働きたいという人は結構いるでしょうからね。

豪華なオフィスはもう古い

「これからは、働きながら好きなことをやる時代だ。歳をとるまで待つ必要はない。好きなことをやれる環境で、仕事と趣味を両立すればいい。何十年も先のことを待ちつづける人生に、何の意味がある?」P32

「働きながら好きなことをやる時代だ」って本当そうですね。

僕は生涯現役で働くことを目標にしているのですが、その目標を実現する為に大事にしているのがゆるく長く仕事と付き合うということです。

高度成長期の日本だったら定年までがむしゃらに働いて、その後は悠々自適な生活なんてことも可能でしたが、もうそれを求めちゃダメです。

あまりにも時代が違いすぎる。

それを本当に求めるなら日本を出て、違う国で生活していくことを検討すべきだと思います。

じゃあ、日本で生活をすることを前提に考えた場合、どうしたらいいか?

それは仕事と趣味を両立しながら生きていく。これしかありません。

だから、もしやりたいことがあるなら今からやりましょう。

間違っても老後にとか考えたらダメですよ。老後も働いていますから。

働きながら好きなことをやって生きていく。

これを僕らは実践していくべきです。

リモートワーカーは人柄が大事

「最善の方法は、なるべく前向きな人間を集めること。みんなの気持ちを思いやり、チームの雰囲気を盛り上げてくれる人が必要だ。」P163、164

僕もかれこれ長いことリモートワーカーと仕事をしてきましたが、リモートワーカーは人柄が大事というのは本当だなと思います。

正確に言うと、人柄というよりは相性といった方がいいと思いますが、相性の良さはとても大事です。

じゃあ、この相性が良い人はどうやって探したらいいのか?ですが、これは多くのリモートワーカーと仕事をして、その中から相性のいい人を見つけるしかありません。

というのも、いくら面接の中で密にコミュニケーションをとったとしても本当の意味で相手を知るなんてことは不可能だからです。

だから、一定期間の試用期間を設けて、そこで相性が合うかどうかを判断するといいです。

あとは、リモートワークだからこそ、思っていることを直接言い合うというのも大事なのかなと思います。

対面しているわけじゃないので察するということもできないですからね。

怠けよりも働きすぎに注意しよう

「働かないチームはいらないが、仕事ひとすじのチームも困りものだ。うまく息抜き人のほうが、長く安定して成果を出しやすい。」P220

本の中でも書かれているのですが、リモートワークの場合、明確な区切りがないので働き方次第では働きすぎになってしまうこともあります。

だから、注意しないといけません。

僕がいろいろ試してみて、おすすめだなと思うのはやることを決めて、それが終わった時間に関係なく、やめてしまうやり方です。

たとえば、朝早くから仕事を始めて昼過ぎに終わってしまったとします。

そしたら、そこで終わり。何もやらない。これが大事です。

そこで時間があるからといってやってしまう人が多いですが、そうではなく決められた量だけをやる。

色々試してみて、これが一番良かったです。

これといった正解はないので各々、合うやり方を見つけてもらえばと思うのですが、働きすぎは本当に良くないのでうまく息抜きなどして、やるようにしてください。

それが長く働くために大事ですからね。

家族とすごす時間

「「家族と一緒に過ごしたい」政治家やCEOが退任するときの言い訳にもよく使われるセリフだが、人間にとって家族とすごすことが大事なことには変わりない」P247

僕が起業した理由はいろいろあるですが、一番は家族との時間を大事にしたいからです。

日本の企業で働いていたら家族との時間を優先になんて働き方は難しいですからね。

それはこの見ているあなたも実感しているのではないでしょうか。

価値観や考え方は人それぞれなので自分がしたいように思うようにしたらいいと思いますが、僕は日本人はもっと家族との時間を大事にすべきだと思っています。

特に子育ての期間は大事にすべきです。

だって、仕事はいつでもできますけど子育ては一瞬ですからね。あとで後悔してもその時間は戻ってきません。

でも、そうはいっても多くの人は企業の理解がないと家族との時間を最優先にはできないんですよね。

だから、リモートワークを導入する企業が増えたらいいのになって思うんです。

全ての社員のリモートワークは難しいかもしれないけど、子育て中の期間だけ限定的にその社員だけをリモートワークとかはできると思うんですよ。

なので、そんな柔軟な働き方ができる企業が出てきたらいいのになって思いますし、そういう企業はどんどん発信したほうが良いですよ。

いい人材が集まるはずですから。

感想

この本の良いところはリモートワークの良さを伝えながらもデメリットだったリ、落とし穴を伝えていることです。

なので、リモートワークを考えている経営者やリモートワークで働ける企業を探している人は見るととても参考になると思います。

僕はリモートワークのメリット、デメリットを経験した上でリモートワークはもっと多くの企業が導入すべきだと思っています。

これは先ほども少し書きましたが、これからの時代は決まった時期まで一生懸命働き、その後はゆっくりで生きていく。という時代ではなく、ずっと働きながら好きなことをやっていく時代です。

そんな時代を迎えるわけですからもっと多くの企業が社員目線で考えて、柔軟な働き方を勧めるようになったら社員の仕事に対する見方も変わり、良いパフォーマンスが出せるようになるのではないかと思います。

まだまだリモートワークを導入している企業は少ないですが、将来的にはもっと増えているといいですね。

 

本日紹介した書籍情報

強いチームはオフィスを捨てる: 37シグナルズが考える「働き方革命」
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【書籍名】「強いチームはオフィスを捨てる: 37シグナルズが考える「働き方革命」」

【著者名】「ジェイソン・フリード」

【出版社】「早川書房」

【出版日】「2014/1/24」

【頁数】 「272ページ」

ABOUT ME
朝比奈聡
朝比奈聡
新卒で営業会社に入社し、すぐにトップクラスの営業成績を残しエース社員に。その後、ベンチャー企業を立ち上げて、急成長企業にするも土日祝日仕事をする生き方に嫌気がさして、ひとり社長に転身。現在は、マーケターとして、個人や中小企業に経営コンサルティング・マーケティングコンサルティングを行いつつ、起業家としても多岐にわたる事業を展開している。