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書評「0才から100才まで学び続けなくてはならない時代を生きる 学ぶ人と育てる人のための教科書」は落合陽一の入門書に最適な本だ

こんにちは、朝比奈です。

本日は、落合陽一さんの「0才から100才まで学び続けなくてはならない時代を生きる 学ぶ人と育てる人のための教科書」という本を書評したいと思います。

この本は発売されたばかりの頃にCMでやっていて興味を持ったので読んでみたのですが、若者はもちろん、お子さんがいる親御さんにも見てほしい内容のことが書かれているなと思ったので紹介したいと思います。

では、はじめていきます。

0才から100才まで学び続けなくてはならない時代を生きる学ぶ人と育てる人のための教科書 [ 落合 陽一 ]
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アマゾンの内容紹介から一部引用

「「今のような学校教育はいらない」と語るのは、現代の論客といわれるメディアアーティストの落合陽一氏。 「人生100年時代」に本当に必要な教育とは?デジタルネイチャーの時代に身につけておくべきことは?学び方のヒントがわかる“教科書”です。」

次世代教育に欠かせない「自前思考」「複数の柱」

「これからの時代は、唯一の得意分野や専門的スキルに特化するという選択はリスクが高くなります。そのスキルが必要とされる業界や仕事が、いつ廃れるかわからない時代だからです。」P66

僕はこの引用した部分を読んでいて、こう思いました。

それは、これからの時代で活躍するには経営者的視点を持って、生きていかないとダメだな、と。

どういうことかというと、経営者は自分の会社を永続的な企業にするために必ず複数の事業を運営しようとします。

なぜか?

それは事業が多ければ多いほど、経営が安定するからです。

だって、一つしか事業がなかったとして、その事業にアクシデントが起きて、上手く行かなくなったとしたら潰れてしまいますよね。

だから、普通の経営者はそういったことが起きないようにあらかじめ複数の柱を作っておくんです。

今後は、今みたいなことを企業だけではなく、個人個人がしないといけないなって思いました。

以前の日本だったら一つの仕事を突き詰めていくだけで大丈夫でした。

ただ、これだけ時代の変化のスピードが早い現代だと本の中に書かれているようにいつなくなるからわかりません。

そして、予測できません。

仮に、会社の事業としては問題なかったとしてもAIやロボットが実用化されることで効率化の流れは来るでしょうから、多くの人が雇用を奪われるということもゼロじゃないわけです。

だから、そうならないために複数の専門性を持ち、それを組み合わせしてオリジナルを目指さないといけないんだろうなって思いました。

決して簡単なことではないですが、これからの時代で求められる人材はオリジナルであることは間違いないでしょう。

自分の好きなことをいくつも横展開する

「それぞれがプロになれるほどではなくても、周囲の人よりも得意で、自分なりにの強いこだわりがあればいいのです。」P72

「複数の柱の組み合わせによる総合力を活かして、組織に属さずに生きていける働き方を探すことをお勧めします。」P73

自分の好きなことをビジネスにしようってなると「いや、俺そんなにうまくないし」とか「プロじゃないから…」といった意見がよくでます。

勘違いしている人が多いですが、別に今の時代に求められているのはプロであることではなくて、周囲の人よりもちょっと得意で自分なりにこだわりがある。

そして、周りの人が応援したくなるぐらい一生懸命やっている。それが求められている時代なんです。

だから最近、流行っているスキルシェアのサービスもそうですが、あれだって、プロなんていません。

ほとんどの人は素人で、素人の中では上手いかなっていう人ばかりです。

でもビジネスとして、成り立っているんです。

だから、そんなハードル上げなくて大丈夫なんですよ。

あと、大事なのは自分の好きなことを一つではなく、複数持ってやることです。

それができるようになれば、今の時代なら組織に属さなくても生きていくことは可能なので、組織に属さずに働きたいという人は自分の好きなことを複数の柱にして、始めてみたらどうでしょうか。

お金はパラメーターにすぎない

「組織に所属して給料をもらわないと食べていけないという考え方は、近代の弊害だと思っています。今の日本には定職に就かなくても生活費を稼ぐ方法がたくさんあります。」P74

これは本当そうですね。

多くの人が勘違いしているのは組織に所属していないと食べていけないと思っていることです。

でも、実際はそんなことなくて今ならいくらでもお金を稼ぐ手段はあります。

たとえば、スキルシェアのサービスでスポット的に働くのもいいですし、最近、都内で流行っているUber Eatsの配達の仕事をやってもいいでしょう。

これ以外にも挙げたらきりがないほどあります。だから、生活費を稼ぐ方法はたくさんあるんですよね。

また若いうちに様々な働き方を経験しておくことで今後、多くの人がするようになるであろう情報発信をする際にも引き出しになり、有利になるので機会があるなら副業からでもいいのでやってみるといいのではないでしょうか。

学問を始めるのに適正年齢はない

「社会が激しく変化し、テクノロジーが目まぐるしく進歩するこれからの時代では、学生時代や社会人になりたての頃に学んだことを活かそうとしても、それらの知見はすぐに古びてしまうことも多いでしょう。つまり、我々は常に学び続けなくてはならないのです。」P78、79

とにかく現代は変化が激しいです。

そして、その激しさは今後さらに激しくなっていくでしょう。

なので、多くの方が今と同じ仕事をずっと続けていくことはないでしょうし、僕もおそらく数年後もしくは10年後くらいには違う仕事をしているのではないかと思っています。

だから、この時代を生きる僕らは引用した部分にも書かれているように学ぶ続けないといけないのですが、多くの人がどこか他人事なんですよね。

理由としては、ただ単に関心がないっていうのもあると思うし、なんとなく危機感はあるものの日々の仕事に追われて、それどころじゃないって人も多いのかなと思います。

ただ、そんなことを言っても社会は待ってくれないですからできることから始めていくようにしないとですね。

大学は他のビジネスとシナジーしていく

「先日、勝間和代さんと「これからの大学のライバルはオンラインサロンだよね」という話をしました。」P90

最近、オンラインサロンが流行っていますが、これからの大学のライバルはオンラインサロンというのは確かにそうだなって思いました。

まだ多くの学生が大学卒業後の進路として、選ぶんでいるのは大手企業や公務員ですが、少子高齢化社会が本格化し、労働寿命が今以上に伸びて、生涯現役で働くことが当たり前になったら仕事に対する見方も大きく変わるでしょう。

そうなったら若者は自分のしたいこと、好きなことをしようとフリーランスだったリ、起業家を目指すようになるでしょうからそうなれば大学ではなく、オンラインサロンを選ぶんじゃないかなと思うんです。

だって、現状、多くの大学がサラリーマン養成所となっているわけですからサラリーマンにならないなら大学は行かないですよね(遊びたい学生は行くかもしれないけど)。

働き方が変われば、優秀な若者はコスパ的にもオンラインサロンで学ぶことを選ぶだろうからライバルというのはあるなって思いました。

感想

これから時代がどう変わっていくかはわかりませんが、はっきりと言えるのは時代の変化が激しいからその変化に対応できるように学ぶ続けないといけないってことです。

これに関しては間違いないでしょう。

この記事を読んでいる人の多くが今やっている仕事を定年までやっていないはずです。

だから先を見据えて、自分の考え方や働き方は今の時代に合っているのか、そして、これからの時代に合っているのか、を考えといけません。

これからの日本経済は難しい時代になると言われていますが、見方や考え方を変えれば、とても生きやすい時代になるとも言えます。

自分の人生を生きやすくするか、しんどくするか、は常に自分をアップデートできるかどうかにかかっているので、生きやすい人生を生きたいのであれば、学ぶ続けましょう。

それしかありません。

 

本日紹介した書籍情報

0才から100才まで学び続けなくてはならない時代を生きる学ぶ人と育てる人のための教科書 [ 落合 陽一 ]
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【書籍名】「0才から100才まで学び続けなくてはならない時代を生きる 学ぶ人と育てる人のための教科書」

【著者名】「落合 陽一」

【出版社】「小学館」

【出版日】「2018/11/29」

【頁数】 「207ページ」

ABOUT ME
朝比奈聡
朝比奈聡
新卒で営業会社に入社し、すぐにトップクラスの営業成績を残しエース社員に。その後、営業会社を立ち上げて、会社の規模を大きくしようと頑張るも土日祝日仕事をする生き方に嫌気がさして、再度起業しひとり社長に転身。もっと早く知りたかった雇われない雇わない生き方を伝えるのがミッション。「本はともだち」は、年間読書数100冊越えの読書オタクが運営するビジネス書専門の書評ブログです。
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