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【書評】「福岡市を経営する」を見て時代のチャレンジャーになろう

こんにちは、朝比奈です。

今回は、「福岡市を経営する」という本を書評します。

以前から福岡については起業家仲間からいろいろ話を聞いていて、とても興味がありました。

今回、紹介する本は福岡市長が書かれた本ということで読んでみたのですが、ビジネスにも役立つことが書いてあったので紹介したいと思います。

福岡市を経営する [ 高島 宗一郎 ]
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アマゾンの内容紹介から一部引用

「地方局アナウンサーから史上最年少36歳で福岡市長に就任、逆風のスタートから、いかにして福岡を最強と言われる都市に改革していったのか?注目を集める高島市長は、まさしく福岡市の“経営”者。そんな彼の経営論・仕事論・人生論が詰まった、初の著書!!」

友達は誰か。苦しいときにこそ見えてくる

「自分が苦境に陥ったときに、助けが必要なときに、そばにいてくれるのは誰なのか。逆境のときにしか、本当に大切な人は見えないのかもしれません。」P30

「逆境のときにしか、本当に大切な人は見えないのかもしれない」ってそうだなと思いました。

普通に生きていたら本当に大切な人は誰かなんて考えることもないだろうし、なかなかわかりずらいと思います。

でも、苦境に陥ると本当に大切な人が誰なのかがよくわかります。

すごく冷めた言い方になりますが、自分が思っている以上に本当の友達と呼べる人は多くありません。

それは苦境に陥ったら嫌というほど、感じるはずです。

だから、本当に大事だと思える存在が誰かとわかったらその人に多くの時間を割くべきだし、その人数が仮に少なかったとしても恥じることではありません。

僕も昔は多くの人とつながることが幸せだと思っていましたし、良いことだと思っていましたが、今は明確にそれは間違っていると思っています。

なので、今は本当に大事だと思える人との時間を優先して大事にするようにしています。

本の中にも書いてありましたが、進んで苦境を味わいたくはないですが、本当に時間を割くべき相手を見つけるという意味では大事なことかもしれないと思いました。

チャンスが来たときがベストタイミング

「物事のタイミングは「年度末」とか「ちょうど関わっているプロジェクトにキリがつくとき」のような、きれいな区切りでやってくるわけではありません。」P36

僕も今まで色んなことに挑戦してきましたが、きれいな区切りで挑戦できたことはありません。

だから、挑戦する中で色んな人に迷惑をかけたと思います。

でも、もし僕が「周りに迷惑をかけたくない」と思って、挑戦するのを遅らせたり躊躇していたら何もできずに終わっていたと思います。

なので、後悔はしていません。

人生を変えるようなチャンスってそうそう起きません。だから、「これはチャンスだ!」と思うことがもし、あったら飛び込んでほしいなと思います。

飛び込んでやってみてダメなら諦めがつきますが、やらないで終わってしまうと一生後悔しますからね。

だから、チャンスだと思ったら飛び込んでみることをおすすめします。

認めてもらうためには、小さくても結果を出し続ける。

「実績のない若者が認めてもらうためには、まずは小さくてもいいから結果を出すことが大切だ、と考えました。結果を出さない限りは、何を言っても説得力がありません。」P45

認めてもらったり理解してもらいたいなら結果を出すしかないですよね。

起業とかもそうですが、口先で語っても結果が伴っていないとなかなか信じでもらえないですし、理解してもらえません。

だから、僕は以前からとにかく最初は自分のスタイルとかやり方に拘らずに貪欲にお金を稼ぎに行くべきだ、と言っています。

究極のところを言ってしまえば、結果(お金)が出ていれば周りは認めるわけですからとっとと結果を出してしまったほうが良いです。

そうすれば、だいぶ周りの見方は変わるので認めてもらうためにはまずは結果を出すことを意識するといいでしょうね。

弱者が強者に勝つための秘策とは

「視聴率を上げるために私たちがまずしたことは、徹底的に視聴率データを分析することでした。毎朝8時45分に発表される「視聴率の毎分グラフ」を分析し、福岡の人がどういうものに興味があり、同じ情報でもどういう出し方をしたら見てもらえるのかを徹底的に研究しました。」P69

引用した部分を読んでいて、どの業種でも勝つ方法は一緒なんだなって思いました。

結局、どの世界でも成果を出したいなら徹底的に分析をして、何を求められているのかを知ることなんですよね。

でも多くの人はこの分析がめんどくさいからやりたがらない。だから、しっかり分析をした人が勝つんですよね。

これはどこの世界でも変わらないんだなって改めて思いました。

だからもし、あなたが弱者の立場で強者に勝とうと思ったらまずはひたすら分析をしてください。

そして、何を求めているのか、どうやって提供したらいいのか、を徹底的に調べてましょう。

で、わかったらそれを実行しましょう。

それだけでだいぶ状況は良くなるはずです。

発展途上国を見るたびに感じる、日本に対する危機感

「私たちがいつまでも過去の成功体験に慢心し、ハングリー精神を忘れ、上から目線で油断していれば、いつの間にか将来は日本がアジア諸国から支援を受ける側になってしまう可能性があるのではないかという危機感すらあります。」P186

日本が支援を受ける側の国になるとは思いませんが、経済という面で見ると今の経済大国という立場でいるのは不可能だろうなと思います。

それはこれからの日本が少子高齢化社会を迎えるからというのもありますが、一番は規制だらけで成長企業の誕生が期待できないからです。

最近、ソフトバンクビジョンファンドの投資先を見て驚いたのですが、投資先のほとんどが中国とインドの企業で日本の企業は一社もありませんでした。

投資対象になる企業がないとダメなのかというそうではないのですが、これからの日本を占っているような感じがしましたね。

又、最近日本にOYOというサービスが入ってきましたが、ああいう「これ、いいじゃん!」と思うサービスも外資ばかりで日本の企業で面白いサービスを提供しているのを見かける回数もだいぶ減った気がします。

そう考えると危機感を感じるのは当然なのかなと思います。

ただ、経済という観点で見ると厳しいですが、スポーツでは若くてすごい才能を持った選手はたくさんいるので、日本のスポーツは今後はとても期待できるのではないかと個人的には思っています。

感想

起業家にとって福岡市は魅力的な場所だと言うのはよく聞くので行ってみたいなと思うのですが、なかなか行く機会がなくて行ったことがないんですよね。

でも、この本を読んだら行ってみたいなと改めて思ったので、近日中に福岡に行ってみようかなと思います。

今回の本を読んで思ったのですが、企業もそうですが、市も市長一人で大きく変わるんでしょうね。

著者のような市長が全国で増えたら日本の未来ももう少し期待が持てるのかなと思いました。

 

本日紹介した書籍情報

福岡市を経営する [ 高島 宗一郎 ]
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【書籍名】「福岡市を経営する

【著者名】「高島 宗一郎」

【出版社】「ダイヤモンド社」

【出版日】「2018/12/6」

【頁数】 「264ページ」

ABOUT ME
朝比奈聡
朝比奈聡
新卒で営業会社に入社し、すぐにトップクラスの営業成績を残しエース社員に。その後、営業会社を立ち上げて、会社の規模を大きくしようと頑張るも土日祝日仕事をする生き方に嫌気がさして、再度起業しひとり社長に転身。もっと早く知りたかった雇われない雇わない生き方を伝えるのがミッション。「本はともだち」は、年間読書数100冊越えの読書オタクが運営するビジネス書専門の書評ブログです。