マーケティング・セールス

【書評】「あなたという商品を高く売る方法」はキャリア戦略の良書だ

こんにちは、朝比奈です。

今回は、「「あなた」という商品を高く売る方法」という本を書評したいと思います。

先日、ネットニュースにこんなことが書かれていました。

その記事では、人気Youtuberのヒカキンさんが新居の家具を大塚家具で買って、その様子を動画で紹介したのがきっかけで大塚家具に行く客が増えたと書かれてありました。

それによって、大塚家具の業績に変化がどれだけあるのかはわかりませんが、そのネットニュースを見たときに「個人の時代だな」と改めて思いましたね。

以前じゃ、こんなことありえなかったですから。

そんな個人の時代を僕らは生きているわけですが、個人の時代を生きる上で自分の商品価値を高める方法は知っておいた方がいいと思うので紹介していきたいと思います。

あなたという商品を高く売る方法 -キャリア戦略をマーケティングから考える NHK出版新書 / 永井孝尚 【本】

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アマゾンの内容紹介から一部引用

「AIに仕事を奪われる時代、「あなた」自身の価値が転職や昇進の成否を決める! 本書は「あなた」を商品と見立て、マーケティングの手法を応用することで、キャリアを築く方法を格段にわかりやすく解説する一冊だ。競争戦略やバリュープロポジションなど、さまざまな手法があなた自身の武器になる。数々のベストセラーを手がけてきた著者の最新作!」

変化を拒む人は生き残れない

「必要なのは、変化を拒まず、進んで変化を受け入れ、進化することだ。」P41

本の中では誰でもできる定型業務ではなく、非定型業務にこそ時間を使えと書かれています。

それはその通りだと思うのですが、一番大事なのは常に今の仕事無くなったら何をするか?を考え続けることです。

僕は元々、営業の仕事からはじめて今はマーケティングの仕事をしているのですが、おそらく将来は違う仕事をしているだろうなと思っています。

なぜそう思うのかというと、これだけ時代の変化が早い時代に同じ仕事にしている可能性なんてないと思うからです。

だから、今の仕事に変なこだわりとかなくておもしろくて可能性のある仕事が見つかったらすぐにでもやります。

この僕みたいな仕事の仕方は僕にだけ当てはまる話ではありません。誰にでも当てはまる話です。

だから、常に今の仕事無くなったらどうするか?を常に考えておきましょう。

そうすれば、自然と見えてくるものがあるはずです。

で、面白そうな見つかったらぜひ、チャレンジしてみてください。

変化を拒まず、進んで変化していかないとこれからはキツくなりますよ。

自分の強みには気づきにくい

「あなたという商品の価値を高める出発点は、自分の強みを見極めて育てることだ。しかし自分の強みは、自分だけでは意外と気がつかないものである。」P69

人の良いところはよくわかるのに自分の良いところはよくわからないというのはよくあることですよね。

僕も以前は自分の良さがよくわからなくてそういう時は昔からの友人や家族などに聞いていました。

言われたことが当たっているかどうかはわかりませんが、周りの人からそういう風に見えているんだなと思ったのを覚えています。

自分の良さがわからないと思った時は友人や家族に聞くと思わぬ発見があるので聞いてみるといいですよ。

意外な強みが見つかるかもしれないですしね。

仕事が好きなら人生は楽しい

「仕事が楽しくてしかたがない状態になると、「仕事と人生のバランスを保とう」という言葉自体が意味を持たなくなる。本来、仕事と人生は不可分だ。仕事が楽しければ人生も楽しくなる。」P117

僕も以前は仕事とプライベートは別だから嫌な仕事でもプライベートのために一生懸命働いていました。

でも、仕事がつまらないと引っ張られる形でプライベートもつまらなくなってしまうんですよね。

じゃあ、どうしたらいいのか?って考えたときにやっぱ一番は好きなことを仕事にすることなんですよね。

でもこれはできる人とできない人がいる。

では、今の仕事を好きになることはできないか?とそんなことないですよね。

本の中でも最初に仕事を好きになるポイントを探すことが大事であると書かれているのですが、まずは探すことが大事です。

もし、探しても出てこなかったら他の仕事を探してみるといいでしょう。

今後は仕事をする期間がどんどん伸びていきます。そうなると仕事とプライベートを分けた生き方・働き方をしているとどうしても幸福度は下がってしまいます。

まずは今の仕事を好きになれるか探ってみるといいと思いますよ。

常に変わり続けるセブンイレブン

「セブンのトップは「競う相手は他社ではない。お客様のニーズの変化だ」と言っている。実際、セブンは他社コンビニと戦っているようには見えない。たとえば他社に先駆けて新サービスを始めるケースが多い。」P155

業界内で争っていると全く関係のない業界から企業がやってきて、その業界ごとを丸呑みにしてしまうケースがよくあります。

だから、セブンの「競う相手は他社ではない。お客様のニーズの変化だ」というのは初めて聞きましたが、本当にそうだなと思います。

特に今後は、今以上にGAFAなどのIT企業がいろんな市場に参入してくるでしょうから業界内だけではなく、業界外も注視しないといけないですしね。

でも、これって企業だけの話じゃないですよね。

最近では多くの企業がグローバル化の影響で外国人を採用していて、メルカリは新卒エンジニアの9割が外国人なんてニュースもやっていました。

こういったことはエンジニアに限らず、どの職種でも起こるでしょうから企業と同じように人も変わり続けないといけませんね。

あなたの「自分ブランド」を高める

「「フリーの人ならいざしらず、会社員の自分には、セルフブランディングなんて関係ない」と思っている人がいるかもしれないが、そんなことはない。あなたの商品価値が高まって、あちこちから頼られるということは、あなた自身が「ブランド」として認められたということだ。」P190

最近は企業に所属している人でもSNSで情報発信をしている人が増えました。

自分ブランドを高めるというのは企業に所属していようが、自分でビジネスをしていようが、「個人の時代」では大事になってくるのでやった方が良いですね。

特に今後はさらに個人化への流れは強くなるでしょうから先行者利益を得る意味でもSNSなどで情報発信をしてみたらどうでしょうか。

やってすぐに効果はでないかもしれませんが、続けることで自分ブランドは必ず高まると思いますよ。

感想

これは本の中に書かれていることですが、今の時代、自分の商品価値が高めることが本当の意味での安定につながります。

以前は大企業に所属していれば、安定でしたが今は違います。それは世の中のニュースを見ていれば、わかると思います。

じゃあ、自分の商品価値を高めるためには何をしたらいいのか?

それは個人の発信力をつけることです。

これからは企業の時代ではなく、個人の時代が訪れます。正確に言うともう訪れています。

だからインフルエンサ―と呼ばれている人達に多くの広告費が流れているわけです。

最近ではインフルエンサ―採用する企業も出てきていますが、あれも個人の時代だからです。

なので、今から自分の商品価値を高めようと思うならまずは情報発信をすることが大事です。

すぐには効果は出ないでしょうが、続けることであなたの考えや意見に賛同してくれる人たちが集まります。

集まった人達が多ければ多いほど、あなたの影響力は増します。その影響力はあなたの商品価値を高めてくれるので情報発信をしてみてください。

それが自分の商品価値を高めるためには大事です。

 

本日紹介した書籍情報

あなたという商品を高く売る方法 -キャリア戦略をマーケティングから考える NHK出版新書 / 永井孝尚 【本】

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【書籍名】「「あなた」という商品を高く売る方法―キャリア戦略をマーケティングから考える」

【著者名】「永井 孝尚」

【出版社】「NHK出版」

【出版日】「2017/8/8」

【頁数】 「208ページ」

ABOUT ME
朝比奈聡
朝比奈聡
新卒で営業会社に入社し、すぐにトップクラスの営業成績を残しエース社員に。その後、営業会社を立ち上げて、会社の規模を大きくしようと頑張るも土日祝日仕事をする生き方に嫌気がさして、再度起業しひとり社長に転身。もっと早く知りたかった雇われない雇わない生き方を伝えるのがミッション。「本はともだち」は、年間読書数100冊越えの読書オタクが運営するビジネス書専門の書評ブログです。
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