こんにちは、朝比奈です。
前から気になっていたのですが、なかなか読めずにいた「ブランド人になれ!」をようやく読むことができたので今回は紹介したいと思います。
「ブランド人になれ!」はこれからSNSを通じて情報発信しようと思っている方には最適な本だと思うので今回の記事を参考にしてみてください。
それでは、はじめます。
アマゾンの内容紹介から一部引用
「ブランド人になれ! 君もプロ野球選手より稼ぐプロサラリーマンになってみないか?リクルート、ライブドア、LINE、ZOZO。最先端企業に引き抜かれ続ける男が明かす己の名を上げる仕事術」
とにかく量をこなせ。量が質を生む
「「質を追及するな。量をこなせ」新人のうちはこの言葉に尽きる。」P37
どうしても人は無駄なことをするのが嫌なので最初から「効率」とか「質」を追及しようとするのですが、絶対に量から逃げちゃいけないんですよね。じゃないと結局、遠回りすることになっちゃう。
これはビジネスの世界に限った話ではなく、スポーツの世界でもそうで僕は学生時代サッカーをずっとやっていたんですが、サッカーも量をこなさいと絶対に上手くなりません。
「根性論かよ!」と思うかもしれないですが、どの分野でも結果を出している人は尋常じゃないくらいの量をこなしています。
「人より上手くなろう」「目に見える結果を出したい」と思うならまずは、量をこなす。これしかないですよ。
サラリーマンはノーリスク
「「サラリーマンはノーリスク」という特権を利用しながら、君もブランド人としての箔を今日から重ねていこうではないか。さあ打席に立って、バットを振りまくれ。狙うのはいつもホームランだ!」P55
僕は一応サラリーマンと経営者を両方経験しているので実際に経験して思うことなのですが、サラリーマンはノーリスクというのは本当なんですよね。
だからこの本の中で書かれている組織の強固な後ろ盾を利用してチャレンジしまくれ、というのは僕もそう思いますし、僕が今、仮にサラリーマンだったら間違いなく組織を利用してガンガン動いているだろうなと思います。
もちろん、企業勤めの理不尽さ、大変さもありますが、思っている以上に日本の企業で働くサラリーマンは守られているし、リスクがないというのは知っておくと良いのではないかと思いますね。
まずは何でもやってみろ
「ユーチューバーがものすごい視聴回数を上げているのであれば、「くだらない」とバカにすることなく、とりあえずユーチューバ―の動画にアクセスしてみる。理想的には、見るだけでなく、自分でも動画をアップしてみるのが一番だ」P130
本の中では、一流の消費者でない人間が一流のマーケッターになれるはずはない、ということでまずは何でもやってみろ、と書いてあるのですが、本当そうです。
何事も自分で体験してみないとわからないので考える前にまずはやってみたらいいんです。
で、実際に自分で体験した後に冷静になって分析をして、自分のビジネスだったりに活かせばいい。
今だとインスタグラムやtiktokが流行っていますが、あれもまずは頭で考えるんじゃなくてアプリをダウンロードして一通り見てみる。そして、実際に写真だったり動画を投稿してみればいい。
たったそれだけのことで得られる情報は沢山あるのですが、ほとんど人はそれすら出来ないので実際に行動するだけでその他大勢から抜け出すことができます。
若い時は自然と新しいものに触れる機会が多くありますが、年齢が上がるにつれて自分から動かないと新しいものに触れることが難しくなります。
長い目で見たときにフットワークが軽いほうが絶対にいいので「まずは何でもやってみる」というのを意識してみると周りの人より一歩先を行けるんじゃないかなと思います。
フォロワーは持ち運び可能な資産であり、資本だ
「肩書きで仕事をしている人間は、会社から肩書きを奪われてしまったら用なしだ。しかしSNSのフォロワーは誰にも奪うことはできない。」P150
確かに、肩書は簡単に失ってしまう可能性がありますが、フォロワーはアカウントを消さない限りは消えることがないので持ち運び可能な資産なんですよね。
僕は自分で会社をやっているのでサラリーマンではないですが、僕が今、仮にサラリーマンやるとしたら間違いなくSNSで発信をしているだろうなと思います。
僕がサラリーマンだった頃はSNSで発信している人なんてほとんどいませんでしたが、今だったら全然珍しくないですし、SNSで発信していても会社から何か言われることもおそらくないでしょう。
それにSNSで発信していれば、日常の中では知り合えないような人と繋がることができ、それがきっかけでビジネスに繋がるなんてこともあるはずです。
又、最近では企業の採用でインフルエンサー採用なんてものもあり、フォロワー数次第では年収700万で採用なんて企業もあります。
転職するにも起業するにもフォロワーがあって、損することはないのでまだやっていない人はやったほうがいいと思いますね。
ツイッターをやれ!名刺を捨てろ
「「SNSは労力ばかり奪われてカネにならない」と思っている人もいるかもしれないが、万単位のフォロワーを獲得できるまでにアカウントを成長させれば、自分の名前を数万倍にする力がある。」P160
これからの日本は国や企業が中心の時代ではなく、個人が主役の時代が必ず訪れます。
そして、その個人が主役の時代が訪れた時の名刺となるものが個人のSNSです。
なので、この引用した部分に書かれているような「SNSはカネにならない」と思っている方がもしいるのであれば、その考えはやめたほうがいいですね。
今までは「〇〇企業所属」という肩書で勝負できる時代でしたが、これからの日本は肩書きでは通用しなくなります。
そういう意味でも日本で長い間、人気があり支持されているTwitterをやれというのはいいと思います。
感想
一通り読んでみて、その中でも「特にここは読んだほうがいいだろう」と思った5つを紹介させてもらいました。
これ以外にも読むと参考になる場所は沢山あるので興味がある方はぜひ見てみてください。
個人的には、4つ目に紹介した「フォロワーは持ち運び可能な資産であり、資本だ」という部分は考えたことがなかったので新鮮でした。
確かに、肩書きは会社が変わればすぐになくなってしまいますが、フォロワーはどこの組織に所属していても基本的にはなくならないですもんね。
そう考えるとSNSを使った発信はやっておくべきだと思いますし、発信をするなら「ブランド人になれ!」を見て参考にしてみたらいいと思います。
特に5章、6章は情報発信をする前に知っておくといいと思うので見てみると良いと思いますよ。
本日紹介した書籍情報
【書籍名】「ブランド人になれ!」
【著者名】「田端 信太郎」
【出版社】「幻冬舎」
【出版日】「2018/7/6」
【頁数】 「229ページ」