マネジメント・リーダーシップ・組織

【感想】「仕事ができる社員、できない社員」両者の決定的な違いとは

こんにちは、朝比奈です。

考え方や能力、習慣、性格、仕事への取り組み方などから「仕事ができる、もしくは仕事ができない」と判断されると思いますが、

その両者の決定的な違いと、どうしたら仕事ができる社員になれるか、がいまいちわからないという方が多いんじゃないかなと思います。

僕も言語化するのに悩みます。

その辺りを詳細に書いている本があったので今回は紹介しようと思います。

アマゾンの内容紹介から

こんな「考え方」ができる、この「能力」を持っている、この「仕事の基本」を守る、この「要領」をつかんでいる、こんな「価値観」で動く。トリンプを19期連続増収増益に導いたビジネスリーダーが明かす「仕事を変える」具体策。

 

第一章「勝ち負けにこだわる人」

「もっともっと上を目指す気持ちを持つことが、仕事ができる社員になるための前提条件です。今の状態が何とか維持できればいい、などと安定志向になっていると、いつか周りに食われてしまいかねません」P16

ここでは、仕事ができる社員になるためには、もっともっと上を目指す気持ちを持つことができる社員になるための前提条件である、と書かれていますが、

まさしくその通りで僕が今まで出会った人のなかでも、特に優秀だった人は向上心がすごかったし、周りの人が引くぐらいの負けず嫌いでした。

スポーツなどでもそうですが、向上心がないと人は成長はしないですし、結果を出すためには必要なことなんだと思います。

第二章「楽観的な人、悲観的な人」

「いいイメージを持つ習慣は、自分の実力を押し上げることへとつながっています。人は多かれ少なかれ自信を持っていますが、自信があるだけでは結果につながりません。努力に裏付けされた自信によって、自分の中にいいイメージをつくっていき、そのいいイメージを原動力にしてさらに努力を重ねた結果、より大きな自信となっていくのです」P52

スポーツ選手が試合で勝つためにゲン担ぎで「〇〇をしている」という話をよく聞きますが、僕も飛び込みの営業をしていたときは「いいイメージ」を持って、

お客さんにアプローチできるように営業の前には、今まで一番うまく契約がとれたときのことをいつも思い出してから営業していましたし、恥ずかしいので口には出しませんが、暗示をかけるような言葉を口ずさみながら臨んでいました(笑)。

同僚や部下などにはそういったことをやっていると話したことはないとは思いますが、やる前とやった後では結果が全然違うので効果があるのは間違いないです。

第三章「走りながら考える人」

「仕事というのは、計画段階で六割くらい正しいと判断できたら、実行段階にうつり、あとは走りながら考えて、決めていけばいいのです」P86

これは起業したいと思っている人に特に多いのですが、いつまでたっても準備ばかりしている人がよくいます。

本人としては少しでも失敗の確率を少なくするために一生懸命準備しているんだと思うのですが、正直言うと時間の無駄です。

というのも、失敗をしない起業なんてものは基本的にあり得ないからです。

イーロンマスクやザッカーバーグといった天才起業家なら失敗などせず、一回で大成功できるかもしれませんが(彼らでも失敗の連続だと思いますが)、普通の人は間違いなく失敗します。

その倒産しない程度の失敗をしながらなんとか続けていくと見えてくるものがあるのであって、計画して通りにうまくいくのならもっと多くの成功者が生まれてるはずです。

なので、本当に起業したいのなら一秒でも早く起業をして早いうちに失敗していきましょう。

走りながらやることで見えてくるものがありますので。

第四章「集中するコツをつかんでいる人」

「集中力を上げるための条件や方法はあります。睡眠が十分であること。走る習慣のある人。静かに仕事ができる環境が整っていること。仕事にデッドラインがあること」P129

ここでは集中力を上げるための条件や方法が書かれていますが、僕は全てやっています。

睡眠は一日8時間寝るようにしていますし、毎朝30分ですが走っています。あと、仕事環境や仕事のデッドラインも意識してやっています。

一応ここに書かれていることは全て実践しているのですが、そのなかでもおすすめなのが早朝ランニングかなと思います。

早朝ランニングの効果は多くの方がご存知だと思いますが、習慣にすると思考のキレや仕事に対するモチベーションも変わりますし、ダイエット効果も高いので興味がある方はやってみるといいのかなと思います。

第五章「この要領をつかんでいる人」

「情報収集を怠らず、現場の中にいて神経をとがらせていれば、変化の兆候に気づくことができます。そして、必要な情報が適宣入ってくるように、いわゆるアンテナを張っておけば、時間的な余裕を持ってリスクを取らずに対策を練ることができるのです」P151

今までとは比較にならないくらい時代の変化が激しいので常にアンテナを張り、時代がどう変わっていくのか、どう変わろうとしているのか、

を知るためにも情報収集は必要ですし、その情報収集力というのが今後求められてくるのかなと思いますね。

第六章「こんな性格をしている人」

「上に立つ人が部下に好かれることなどないと思った方がいいでしょう。上司になったなら「悪いやつほどよく眠る」と言われるようになるべきです。それでも結果を出すことによって、部下はすべての悪感情を癒やすことができます。リーダーは結果を出して初めて価値が認められます」P182

経営者はもちろんですが、組織のリーダー(どんな規模だろうが)も一緒で部下に好かれようと思ったらダメです(嫌われるのが嫌ならやらないほうがいい)。

わざわざ嫌われるようなことはしなくていいですが、ビジネス上の付き合いなので割り切りは必要です。

強い組織には必ず言いたくないことを言う嫌われ役がいますし、嫌われ役がいない組織はいずれ崩壊して消滅します。

ただ、上記にも書いてある通り、結果を出すことで関係性は良くなるのでリーダーの人には嫌われても構わないという覚悟を持って仕事をしてほしいですし、それを踏まえた上で仕事をすると楽になるかなと思います。

第七章「こんな価値観で働く人」

「大切なのは過去のやり方を新しいやり方に組み込んでいく努力をすることです。過去のやり方に拘泥する人は基本的にこの努力ができない人です。新しいやり方に向けて動いたり、受け入れたりする能力がありません。新しいやり方が理解できないので、当然それを導入することに反対します」P229

過去のやり方に固執することはよくないことですが、新しいやり方がすべて良いとは言えないので難しいところですが、変化を恐れないというのは大事かなと思います。

先程も少し書きましたが、これだけ変化が激しい現代では「リスクをとらないことがリスク」だったりします。

なので、変化を恐れずいろいろ試してみて、そのなかで最適解を見つけるというのがベストなんだと思います。

感想

現在日本では「人手不足」が深刻化し、中小企業を中心に大きな問題となっています。

特に飲食は深刻で店舗によっては経営が立ち行かなくなっていて、閉店している場所もあるそうです。僕の友人も飲食店を経営していますが、「人件費が高騰し、かなり厳しい」と言っていました。

ただ、この人手不足は徐々に改善していき、将来的には「人余り」の状態が訪れると僕は思っています。

この辺りについては長くなるのでまた違う機会にお話ししますが、

そうなったときに「必要な2割の人材」になのか、それとも「その他大勢の8割」になのか、では大きな差が生まれます。

立場もそうですが、収入も今じゃ考えられないくらい格差が生まれているでしょう。

2割に入れば仕事に困ることはないでしょうが、その他大勢ではかなり厳しい状況が予想されます。

なので、今のうちから何をやるべきなのかを考え、行動していくことが大事なのだと思います。

「自分の身を守ってくれるのは自分だけ」

やれることからやっていきましょう。

 

本日紹介した書籍情報

【書籍名】「仕事ができる社員、できない社員 」

【著者名】「吉越 浩一郎」

【出版社】「三笠書房」

【出版日】「2011/9/2」

【頁数】 「240ページ」

ABOUT ME
朝比奈聡
朝比奈聡
新卒で営業会社に入社し、すぐにトップクラスの営業成績を残しエース社員に。その後、営業会社を立ち上げて、会社の規模を大きくしようと頑張るも土日祝日仕事をする生き方に嫌気がさして、再度起業しひとり社長に転身。もっと早く知りたかった雇われない雇わない生き方を伝えるのがミッション。「本はともだち」は、年間読書数100冊越えの読書オタクが運営するビジネス書専門の書評ブログです。