スキル・キャリア・自己啓発

書評「頭に来てもアホとは戦うな!」を見て、一度きりの人生を謳歌しよう

こんにちは、朝比奈です。

今回紹介する本は以前からいい本だなと思っていたので、なるべく早く書評を書きたいと思っていたのですが、書く時間がなくて遅くなってしまいました。

要約しないといけないので最近改めて読んだのですが、やはりいい本ですね。

人間関係に悩んでいる人はぜひ読んで見るといいのではないでしょうか。

それでは、はじめていきます。

アマゾンの内容紹介から一部引用

「仕事に人間関係のストレスはつきものだ。
ぶつかり合いや、言い合いといった直接的な諍いだけでなく、暗黙の敵意などを感じることもある。「アイツさえいなければ……」そう思ったこともあるだろう。
しかし、こうした人間関係の怒りや悩みは、仕事で成果を出すためには全くの無駄。
本書の方法を実践することで、ストレスや時間のムダがどんどん減り、成果に集中できる。それだけでなく、自分のために協力してくれる最高の味方が増えていく。
自分をコントロールし、他者との関わりを変えるだけで、みるみる成果が上がっていくのだ。」

「等身大の自分」を冷静に見極めよ

「自分の目標を達成するためには、妙なプライドは天敵である。妙なプライドを持って相手を見下して張り合ったりするのではなく、本当に戦うべきは、要らぬプライドを持った自分である。自分自身、持ち上げられて我を見失っていた未熟な政治家であったので、妙なプライドのせいで、知らないくせに「知らないから教えて」と言えず、間違ったり足りなかったりする情報で判断を誤った。プライドから、頭を下げて会いに行くべき人にも会わずに、キーパーソンとの関係構築に失敗したこともあった。だからこそ、プライドを捨てて、等身大の自分を見失わない訓練をしておくことをおすすめする。」P32

女性より男性の方がプライドが高い人が多いのでこの”妙なプライド”は男性は特に注意しないといけないですね。

よく相手が年下だからとか立場が自分の方が上だからという理由で本来、聞くべきことを相手に聞かない人がいますが、あれも本当に勿体ないです。

というのも、本人が思っている以上に相手はなんとも思っていないことが多いので相手が誰であれ、聞きたいこと、教えてほしいこと、があるのなら頭を下げて教えてもらえばいいんです。

あと、引用した中に書かれている「知らないから教えて」と口に出すことも勿論大事なんですが、なんでもかんでも「教えて!」と聞いていると嫌がられるのでその辺の塩梅は気をつけたほうがいいですね。

本当に頭がいい人とは?

「事を成すために、経営者だろうが、学者だろうが、政治家だろうが、行政官だろうが、必要な能力がある。それは「相手の気持ちを見抜く力」だ。この能力を持つ人が一番賢い人であり、この力さえあれば、あなたの人生は「鬼に金棒」である。」P74

勉強ができる頭の良さとビジネスシーンで重宝される地頭の良さは違いますが、地頭の良い人はこの「相手の気持ちを見抜く力」を持っている人が多い印象があります。

経営者が事を成すために必要な能力として、相手の気持ちを見抜く力が必要と書かれていますが、僕が色々見てきた中でも「この人、やり手だな」と思う人は相手の気持ちを見抜く力がものすごく高い人が多く、そういう人はやはり異性はもちろん、同性からもモテていました。

ここに書かれているように、この「相手の気持ちを見抜く力」があれば、どんな仕事でもうまくやっていけるでしょうから身につけたら鬼に金棒だと僕も思いますね。

困っていなくても困った顔をせよ

「経験上、助けを求めるときはもちろん、困っていなくてもそのような顔ができる人間に成功する人が多い。他人の力を利用するのがうまいのだ。他人の善意にうまく乗っかり、他人を巻き込んでいくのだ。」P89

「証券会社に勤めていたときのことだが、同期入社の営業マンは、ダントツの成績を独走しながら「全然売れないんですよ。助けてください」と平気で顔なじみのお客さんを回っていた。ずるいよと思ってしまうくらい、人の扱いが本当にうまい。助けてやらねばという雰囲気を周りに作り出すのが本当に巧みだった。どこでこんなこと習ったのだろうと感心したことを覚えている。」P90

他人の力をうまく利用できる人、周りの人をうまく巻き込める人、はどの分野でも成功しやすいというのは本当にそうだなと思いますし、今後はよりその傾向が強くなっていくのではないかとも思います。

逆に、他人の力をうまく利用できずになんでもかんでも自分でやろうとすると時間も労力もかかるので助けを求めるときはちゃんと助けを求める、というのは忘れないようにしないといけないですね。

あと、この引用した部分に著者が証券会社で営業していた時にダントツの成績を残していた営業マンが「全然売れないんですよ。助けてください」と言っていたと書かれていますが、僕が営業をやっていたときに同じことをしていた営業マンがいました。

その営業マンは本に書かれているのと同じでめちゃくちゃ売れる営業マンだったんですが、売るモノは違ってもどこの世界でも売れる営業マンって一緒なんだなと読んでて、思いました。

得意淡然、失意泰然

「尊敬する先輩は数あれど、その中でも筆頭は、参議院自民党のドンと言われた大物議員、青木幹雄さんだ。当時は多くのことで反発を感じていたが、政界を離れ、客観的に青木さんの教えを振り返ってみるとそうした教えに感謝の気持ちを持つようになっていた。特に、印象に残っているのは「物事に一喜一憂せずに淡々としている者が最後には勝つ」という教えだ。」P93

僕は政治の世界はよくわかりませんが、起業して10年やってきて思うのは長期にわたってやっていくには、一喜一憂せずに淡々とやることが大事なんだとわかりました。

どうしても長い人生生きていると良いこともあれば、悪いこともあります。それが自分に非があることならまだしもそうじゃない場合もあります。

そんなときも腐らずにやるべきことをただ淡々とコツコツとやることが大事なんですよね。

でもほとんどの人はちょっと躓いただけで挫折してしまい辞めてしまうのでただ続けるってだけでもライバルに勝てたりするんだよな、って読んでいて思いました。

デキる人間に囲まれた環境に飛び込め!

「人間は環境に左右されやすい動物だ。ぬるま湯の環境にいれば、そのままぬるま湯につかってしまう。だからこそ、自分の尻を叩いてくれる環境に自らを置くべきだ。刺激的で向上心を自然と芽生えさせてくれるようなグループ、そして自分がなかなか入れないようなグループに入るのをおすすめする。」P196

この引用した部分は読みながら「そうそう」と頷いていました。

人間って自分が思っている以上に環境される生き物なのでデキる人間に囲まれて仕事をしていれば、自然とその人の力も伸びていきます。

でも逆に、どれだけ能力が高い人でも職場次第ではあっという間にその能力は錆びついていきます。

だから自分がどういう環境で仕事をするかってものすごく大事なんですよね。

僕もそれがわかってからはあえて居心地の悪いグループに属していました。

居心地が良い環境は楽でいいんですが、成長は期待できません。それよりも居心地の悪い環境に身を置いて、成長が望んだほうが長い目で見た時いいのではないでしょうか。

有限な人生を活かすために、私がやっていること

「有限な人生を最大限に使い切るために私がやっていることは、人生の有限性を想定し理解すると同時に、人生の希少性も理解するということだ。いろんな宗教を信じている人もいるだろうが、多分人生は一度ではないかと私は思う。輪廻転生もあるかもしれないが、それは実感できないし、生まれ変わることがあるとしても、今生きている人生は一度きりに変わりはない。」P207

終わりを意識するって大事ですよね。

どうしても僕らはいつまでも自分の人生がずっと続くと思ってしまいがちですが、そんなことなんかなくて突然終わってしまうこともあります。

僕が起業した理由は色々あるのですが、起業した理由の一つに家族との時間や自分の時間を大事にしたいからっていうのがあります。

かなり改善されてきていますし、今後はさらに変わっていくでしょうが、まだまだ日本の企業で働くとどうしても自分の時間、家族との時間を犠牲に働かなければならないところがあります。

それを仕方がないことだと多くの人が感じていると思いますが、僕はその生き方をしたらあとで後悔するだろうなと思ったので起業しました。
(もちろん、これ以外にも理由はあるのでいくつかある中の一つですけどね)

起業したことで苦労したことももちろんありますが、家族との時間や友人との時間、自分の趣味の時間を確保するためには起業、しか僕には選択肢がなかったので起業しましたが、起業して良かったと心の底から思います。

感想

この本の中にも書かれていますが、僕は自分がコントロールできるものにしか時間や労力を使いません。

でも世の中を見渡してみると多くの人が自分がコントロールできない、言い方が悪いですが、頑張ってもしょうがないものに多くの時間と労力を使っています。

本人がそれで納得しているならそれでいいのですが、僕はそれを見るたびに勿体ない生き方をしているなと思ってしまいます。

どうしても日本は昔から勧善懲悪の考え方が根強く残っているので正義感が強い人が多いですが、その生き方だと現代の日本だとうまく生きてはいけず、苦しいと思います。

それよりは自分の家族だったり友人、自分と考え方、価値観が同じ人との時間を大事に生きた方が幸せに生きられるのではないかと思います。

繋がろうと思えば、色んな人と繋がれる時代だからこそ、自分がどういう人と付き合っていけばいいのか、今一度考えてみてはどうでしょうか。

 

本日紹介した書籍情報

【書籍名】「頭に来てもアホとは戦うな! 人間関係を思い通りにし、最高のパフォーマンスを実現する方法 」

【著者名】「田村耕太郎」

【出版社】「朝日新聞出版」

【出版日】「2014/7/8」

【頁数】 「224ページ」

ABOUT ME
朝比奈聡
朝比奈聡
新卒で営業会社に入社し、すぐにトップクラスの営業成績を残しエース社員に。その後、ベンチャー企業を立ち上げて、急成長企業にするも土日祝日仕事をする生き方に嫌気がさして、ひとり社長に転身。現在は、マーケターとして、個人や中小企業に経営コンサルティング・マーケティングコンサルティングを行いつつ、起業家としても多岐にわたる事業を展開している。
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