スキル・キャリア・自己啓発

【感想】デール・カーネギー「道は開ける」は現代人にこそ必要な本

こんにちは、朝比奈(@satoshiasahina)です。

先日、デール・カーネギーの「人を動かす」を書評しましたが、久しぶりに読んですごくよかったので今回はもうひとつの本「道は開ける」の書評をしたいと思います。

起業したころはよく読んでいたのですが、最近はあまり読んでいなかったので久しぶりに読んだですが、やはりいい本ですね。

それでは、はじめます。

アマゾンの内容紹介から一部引用

「『人を動かす』と並ぶカーネギーの二大名著。人が生きていく上で誰もが直面する「悩み」の原因を客観的に自己分析し、心の持ちようや習慣を改め、心身の疲れを取り除く等の方法で具体的かつ実践的に解き明かす。苦悩するすべての人を心の闇から救いだし、行動と自己変革への勇気を与え、新しい人生を切り開くための座右の書。」

 

今日、一日の区切りで生きよ

「自分の荷物がどんなに重くても、日暮れまでなら、だれでも運ぶことができる。自分の仕事がどんなにつらくても、一日なら、だれでもできる。太陽が没するまでなら、だれでも快活に、辛抱強く、親切に、貞淑に生きられる。そして、これこそが人生の秘訣そのものだ」P34

「将来が心配だ」とか「5年後、10年後を想像するとコワイ」と言う方がいますよね。

特に真面目な方が言っている印象がありますが、僕はその言葉を聞くたびに「考えても無駄なんだからやめたらいいのに」と思います。

確かに今後の日本経済を考えれば、悲観的になってしまうのはわからなくもないですが、どうなっているかなんて考えてもわかりません。

良いことが起きているかもしれないし、悪いことが起きているかもしれない。

そんな答えのないものを真剣に考えていたら精神的におかしくなってしまいますよ。

それよりはどんな未来が来ても後悔しないように一日一日を大事に生きる。

そっちの方が楽だし、結果、いい未来が訪れるのではないかと思っています。

悩みを解決するための魔術的公式

「もし悩みの種を抱えているならば、ウィリス・H・キャリアの公式を使って、三つのことをやってみるべきだ。一、「起こりうる最悪の事態とは何か」と自問すること。二、やむをえない場合には、最悪の事態を受け入れる覚悟をすること。三、それから落ち着いて最悪状態を好転させるよう努力すること」P53

起こりうる最悪の事態とは何かを自問し、やむをえない場合にはそれを受けいれる覚悟をする。それからその状態を好転させる努力をするべきだ。

というのが悩みを解決するための魔術的公式であると書かれているのですが、本当にこの公式は悩みを持っている方にとって、とても参考になると思います。

悩みを解決するためには何よりも大事なのがそもそも、「最悪の事態とは何か」を考えることでそれが理解できないと解決することも回避することもできません。

ですが、多くの人は「最悪の事態」を知ることを恐れ、現実逃避してしまう傾向にあります。

その結果、状況が悪くなり、最悪の事態が起きてしまう。

というのが多いのではないでしょうか。

そうならないためにも悩みを解決するためには、まずは何が最悪の事態なのかを知る、そして、それを最悪受け入れる覚悟をする。

その上でじゃあ、それが起こらないようにするためにできることは?と考えるのが大事で悩みを解決するためには一番有効なんだと思います。

カブト虫に打ち倒されるな

「私たちはしばしば、忘れてもかまわない小さなことがらのために、自分自身を台なしにする。私たちがこの地球上に生きるのは、わずか数十年にすぎない。それなのに、一年もすれば皆から忘れてしまう不平不満を悩みながら、かけがえのない多くの時間をむだにする。とにかく、小事にこだわるには人生はあまりにも短すぎる」P113

日本人は特に人の目を気にする傾向がありますよね。

「どう見られているのか?」「どう思われているのか?」「場の空気を読めているか?」など周りからどう見られているのか、見えているのか、に悩み、苦しんでいる人って多いのではないかと思います。

僕も以前はどうでもいいことに悩んだりしたこともありました。

「言い過ぎちゃったかな…」とか「あの対応はまずかったかな…」とか。

でもある時、気づきました。

そんなこと考えても今さら仕方ないし、それに皆、自分のことでいっぱいいっぱいで全然気にしてないし、そもそも覚えてないって。

それがわかってからは楽になりました。

あなたが思っている以上に周りの人はあなたのことを考えてないし、見ていない。

それは一見、寂しいような感じもしますが、そんなものです(家族は別だと思いますが)。

それがわかると楽に生きられるのではないでしょうか。

百万ドルか、手持ちの財産か?

「エディ・リッケンバッカ―といえば、仲間たちと二十一日間も救命ボートの上で、助けを求めて太平洋を漂流した男だが、私は彼にあのときに学んだ最大の教訓は何であったかと聞いてみた。「あの体験から学んだ最大の教訓は、飲みたいときに飲める新鮮な水と食べたい時に食べられる食料さえあったら、それ以上に文句を言うべきではないということさ」P211

日本に住んでいると僕らは自分がどんなに恵まれた状況にいるのかを忘れがちですが、ものすごく恵まれているんですよね。

日本にいれば、自然と比較対象も日本人になります。

最近ではSNSの登場で周りの生活がより見えやすくなったので自分より恵まれた立場にいそうな人を見つけては「羨ましい」「俺はこんななのに…」と思ってしまいがちですが、世界的に見れば、すごく恵まれた状況で生活ができている。

それを忘れてはいけないですよね。

究極を言えば、毎日食べるものがあって、寝る場所がある。

それだけでもすごく幸せなことなんだと思います。

感想

今後は世界的に寿命が飛躍的に伸びると言われ、人生100年時代が到来するだろうと言われています。

そうすると間違いなく労働期間は伸びるはずで今まで以上に仕事をする期間、時間は伸びるでしょう。

そのなかにはもちろんいいこともあるでしょうが、同じくらい嫌なこと、悩むことがあると思います。

そのときに1人で悩むのではなく、この「道を開ける」を読むことで解決できる、乗り切れる問題は多いのではないかと思います。

実際、僕も起業してからいろんなことがあり、悩んだ時期もありましたが、その度にこの本を読んで乗り越えてきました。

これからも悩むことがあったときはこの本を読んでいくと思います。

人生の中で悩みと迷いを感じている方はおすすめなので読んでみてください。

 

本日紹介した書籍情報

【書籍名】「道は開ける」

【著者名】「デール・カーネギー」

【出版社】「創元社」

【出版日】「1999/10/20」

【頁数】 「442ページ」

目次

訳者まえがき

序――本書の生いたち

本書から最大の成果を得るための九カ条

◇PART1 悩みに関する基本事項

◇PART2 悩みを分析する基礎技術

◇PART3 悩みの習慣を早期に断つ方法

◇PART4 平和と幸福をもたらす精神状態を養う方法

◇PART5 悩みを完全に克服する方法

◇PART6 批判を気にしない方法

◇PART7 疲労と悩みを予防し心身を充実させる方法

◇PART8 私はいかにして悩みを克服したか

ABOUT ME
朝比奈聡
朝比奈聡
新卒で営業会社に入社し、すぐにトップクラスの営業成績を残しエース社員に。その後、ベンチャー企業を立ち上げて、急成長企業にするも土日祝日仕事をする生き方に嫌気がさして、ひとり社長に転身。現在は、マーケターとして、個人や中小企業に経営コンサルティング・マーケティングコンサルティングを行いつつ、起業家としても多岐にわたる事業を展開している。
こちらの記事もおすすめ!